今や淳と私の唇の距離は5センチもなくて
淳の熱い吐息がかかっている。
「俺はお前しか見てねぇのに
お前、誰見てんの?
何で堺だけなんだよ?
俺、いつまでお前の幼なじみなんだよ?」
淳の切れ長の形のいい目が悔しそうに歪む。
………え?
それってあの、いわゆる………
「葵が好きなんだよ!!
堺なんかに絶対渡したくねぇんだよ!!
俺だけなの?
お前のこと特別って思ってたの。
お前にとって俺はただのダチだったのかよ?」
淳の熱い吐息がかかっている。
「俺はお前しか見てねぇのに
お前、誰見てんの?
何で堺だけなんだよ?
俺、いつまでお前の幼なじみなんだよ?」
淳の切れ長の形のいい目が悔しそうに歪む。
………え?
それってあの、いわゆる………
「葵が好きなんだよ!!
堺なんかに絶対渡したくねぇんだよ!!
俺だけなの?
お前のこと特別って思ってたの。
お前にとって俺はただのダチだったのかよ?」

