サラサラの黒髪。



横顔からでも分かる整った顔立ち。



筋肉質な腕。



汗の輝く首筋。



どことっても完璧じゃん!!



なんであんなかっこいいの?!



私はまた妄想に耽って体操座りをしてるからすぐ真下にある自分の膝に顔を埋める。



いつも男バスの練習を見に来るのは私の日課。



そっから家が隣同士だから淳と一緒に帰るんだ。



本当は人気者の淳と帰れるだけまだ幸せ者なのに、



彼女になりたい。だなんて考える私は贅沢なのかな…?