[短]お前は俺のもんだろ?

「上目…うわっ…!!」



私はいきなり誰もいないはずの後ろから手首を捕まれ振り返らせられた｡



そこにいたのは…



「あつし…？」




淳がいつもより更に怒った顔で口をキュッと結んで私の手首を掴んでいた｡



「…えっ…ちょっ…?!」



淳は私を力づくで引っ張り体育館裏の方へつれていく｡




慌てて堺くんを見ると､堺くんまさかのガッツポーズ?!



え?え?堺くん




君､何を考えているのかな?





そうこうしているうちに私は体育館裏へ吸い込まれていった｡