「今日、可笑しない!?
 写真、撮りすぎやろー!!」

彼は、恥ずかしがり屋だから、
そんな文句は言いつつも、ポーズを決めてくれる。




「思い出、撮っておこうと思って、」



「撮らんくても、ずっと一緒にいるやろ!
 幼なじみやしーww」





「いーの!
 たまには、いいでしょ?」

「変なやつー……」






こんな日が、永遠に続くと思ってた。
「大好きだ」って伝えれなくてもどかしい。
そんな日々が過ぎていくと、信じて疑わなかった。