絆創膏

「で、如月はどこに行きてーの?」


「んー。カラオケでいいんじゃない?」


「言うと思った」


「だってどこも行く場所ないじゃん」

私達が住んでいるこの町は田舎だし都会みたいにワチャワチャしてない。
「まぁ、そーだな」


「あ、でも私お金ないよ?」
さっきホットドッグ食べちゃったし。


「奢れってこと?」


「うん」


「だよなぁ」


「ほら、200円しかない」

「マジで?バイトは?」

「してるけど給料日、明後日」


「てか、なにに使ったらこんな200円になんの」


「ケータイ代とか……」
ケータイに依存している私は、月の料金が高い。

「じゃあ、今度なんか奢って」


「うん、分かった」