それから１週間。
変わらず学校に来ても教室に入らず研修室にいる
４月の暖かい風が私を眠りにさそう。
私って相当寝るの好きなんだな...。

「はぁ、１１時か。購買行かないと」

１２時の授業終わりに行くと生徒がいっぱいいるから、時間をずらして買いに行って後で夏帆と食べるのが日課だ。

「なに食べよっかな」

最近、金欠だからあんまり贅沢は出来ない。

クロワッサン？メロンパン？

「ホットドッグでいいや」

一番安くてお腹がいっぱいになるホットドッグを私は選ぶ

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

「もしもし？」


「如月？今日お昼一緒に食べれそうにない。ごめんね」


「いーよ、彼氏でしょ？」

夏帆には３年生の彼氏がいる。


「うん、雅樹に呼ばれてて。だからその代わりに違う相手呼んどくから」

「えー。誰？」


「まぁまぁ、如月の知ってる人だからさ」


「分かったぁ」

誰だろ？めんどくさいなぁ