「ああっ!!み〜〜ぃちゃーぁん!!」
ほらきた…
「何」
「えぇー!?いや大好きな未衣とお喋りしたいなぁって!!」
「そっか、航夜でもね?」
「うん?」
「私は航夜と喋ることないんでさよぉなら!!」
「みーぃ(泣)」
『そこの椎名兄弟!!黙れっ』
教頭のやつ…
私のせいじゃないし!!
つか兄弟って……。
あーもぅっ!!
「航夜のせいで注目あびまくりやんかぁ!!」
まだ三年が来てなかったから良かったけど……。
「いいやん!!俺のお・か・げ」
「気持ち悪い」
「みーーぃーぃっ」
チッ
あ!!三年が来たぁ!!
でも航夜はお構いなしに…
「未衣ちゃーん★大好き」
抱きついてきた。
「キャーーぁ!!バカ航夜!!離せアホ!!いっぺん刺すよ!?」
うん!!小さい声で言ったから大丈…夫………
「なぁ未衣..」
私よりちょっとだけ背が高いミッキーが話しかけてきた
「何?」
今喋ると航夜…が………
「あんさ、さっきのマイク…で聞こえてたんやけど……。」
なぬ?!
田上の方を見てみると
私の方を見ながらニヤッと…
ぬぬぬ!!田上の右手にはマイクが………。

