★夏×冬=春★


ウチは携帯を取り出し、電話をかけた。


プルルルルッブツ…。

出た!!

『もしもし〜』
「もしもし!!優希?!」
『当たり前★』
「そんなことより、今日優希んち泊めてーっ!」
『はっ?なんでぇ』
「あのねぇ…」

うちは今日あったことをすべて話した。

付き合ったことも…

『まじで!?良かったじゃーん!!明日お祝いしてあげる!!でも…泊めらんない…。』
「なんでぇ?!」
『押してだめなら押し倒せッ★』

ブツ………ツーツー…



………………




「…なんて?」

「えっ!!な…なんかッ…彼氏が来てて…む…無理らしいッ」

うちはとっさの嘘でごまかした。

「…嘘つき」
涼牙はクスッと笑った。


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