「ったく!!未衣に告白するなんざ100万億年はえーよ!!」
「んもう!!!ぶつぶつ言わないっ!!」
ビロロロ〜♪
そこにちょうど携帯が鳴った。
「航夜んじゃね?」
「あ〜。本当だ…」
『あーもしもし?美咲?あー…ウン。じゃー今から行くわ。ん。じゃ…』
「俺ちょっと彼女のとこ行ってくる。」
タタタッ…
「お兄ちゃん、彼女いたんだ…。」
「あー…なんか半年前から付き合ってるらしい…」
「へ〜…………って!!!あ!!!!」
「うっせーな。なんだよ?!」
「今日お兄ちゃんが家の鍵持ってるんだった!!!」
「未衣の鍵は?」
「今日は家に置いてきちゃったの!!!」
「ばーか………じゃあとりあえず俺んちいく?」
「うん…。そうさせていただきまふ…。」
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