「いいけど…?」

いきなりなんだ?

「あのね、今朝2人が一緒じゃなかったでしょ?いつも遅刻ギリギリでも一緒だからどうしたのかなぁ?って思ったわけよ。」

「うん。」

「それで理乃にどうしたの?って聞いたら逃げられて。」

「逃げられて?」

「追っかけたら。」

「追っかけたら?」

「先生に激突~☆☆」

「で立たされてるんだ?」

「そう♪でね、立たされたのにまだ理乃ってば理由言ってくれないの。」

「それで俺に答えろ、と?」

「ビンゴ♪やっぱ乃亜くん頭の回転早いね!!」

「でも答えたとこで俺に何のメリットもないからヤダ。」

「わかった。お昼学食おごらせていただきます!!」

「そこまでして知りたいものか?」

「もちろん♪てか乃亜くんキャラ違くない!?」

「そう?」

『そう!!』

なんで今まで黙ってたのにこーゆ時は会話に入ってくるんだ理乃。

―ガラッ―

「お前らいい加減にしろ~!!廊下に立たしてもダメならトイレ掃除するか?如月男も!!」