「理乃がよく部屋に入ってくんだよ。」

「いいじゃん。」

「良くない。」

「なんでだよ?」

「俺のベッドでかってに寝るから。」

「…乃亜ひょっとして、理乃ちゃんのこと襲いたくなるんだ。」

「それもなくはないんだけど…こいつ香水つけてるんだよ」

「?」

「ベッドにその香りが移るんだよ。」

「ふーん。で、寝れないと?」

「あぁ。」