「へへ!はやく来たくて!」

くっ…こいつは本当に可愛いこと言うな…

おまけに可愛いし…「ねえ!夕紀は恋しないの?」

「…ブッッ!」

いきなり変なことを言いだす
柚子に飲んでいたお茶を吐き出してしまった私…

「ゆ…夕紀大丈夫!?」

…な…なに言ってんのよ!
「私はそんなのに興味ないの!前にも言ったでしょ~」

「え~!だって夕紀せっかく美人なのにもったいないよ!!」
「ブッッ!」

「今日はやけにお茶吐き出すね…」

あんたのせいだよ!!
「…柚子私は美人じゃなくてブスなの!」

いきなり怒鳴る私に柚子は目を丸くしながら
私をみる

「ゆ…夕紀落ち着いて!その調子だと本当に自覚ないんだね…」

へ?…何がだ…?

「まあいいや!じゃあ私席に戻るね!!」
「…うん!」

「ねえ!君すごいイケメンだね~」

前からガン高い声が聞こえてきた

「ねえ君名前なんて言うの?」

「………」

ギャルみたいな女子が私の隣りの席の人に
ナンパ?をしている
よくやれるな~…恥ずかしくないのかな?

「ねえ~無視しないでよ~」

隣りの席のイケメンはずっと難しそうな本を

みていた
この人もこの人ですごいや…
ガン無視って…
「ねえ~きいてる?」

「………」