バカと優等生




「……あれ…何でこんなとこに…」

うっ…頭いたい…

ここ保健室かな…

でも何でこんなとこに…
あ、そうだ私ボールにぶつかちゃって倒れたのか…


「はぁー…初日からついてないな…」

「僕も君のおかけてついてないよ…」

……聞きたくない声が聞こえてきた…

横をむくと私を睨みつけてる委員長がいた

ひぃ…怖いんだけと!
「僕言わなかったっけ?具合悪いならやるなって…」

きつ!こいつ本当に最低!

「別に具合悪くて倒れたんじゃないし!」

まあ…具合が悪いのも関係あるげと!

「なら試合中ボーッとするのやめて…?危なっかしいしそれが原因で倒れたんだから…」

……え…
「…ごめん…」

「…いや僕も悪かったからいいんだ」

な…何で!?
「具合悪いの知ってで無理やり見学させれば良かったのに…」

…こいつなりに心配してくれてるのかな…
「じゃあ僕は教室に戻る!」

…え!いてくれないの!?

あきらかに僕のせいみたいな空気だったのに!

本当は私が悪いんだけと!