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心の中で、行く、行けないが戦っている。



ううぅ………………。



いじくなしな自分が嫌になって、泣きそうになる。



私は、あの少女に声をかける人がいたら、少女が誰かに声をかけたら、もう声

をかけるのは無理だな、と思いながら、あの少女をチラチラ見ていた。



どうせ、声をかけられないくせに。


でも、それ以上にあの少女の事が、気になって仕方がなかった。