学校が終わると、2人は毎日のように遊んだ。




ある時は。





放課後の学校で、2人でブランコに乗っていた。





ある時は。





砂場で泥団子を作っていた。


湿った砂を丸めながら、楓夏は愛海に言った。




「泥団子の中に石を入れると硬くなるんだって!」


「へぇ、じゃあやってみよう!」




形を整えて、白砂をかけて、こする。