ドクンッ
胸が波打った
「りょう?どうした?」
先輩の声に現実に戻される
「あ、大丈夫です。
ちょっとトイレに行ってきます。」
立ち上がって
先輩から離れた
一度思い出してしまった記憶がモト兄の事を何度も呼び掛けてくる
鏡の前でため息が出た
「…でこうなんだよね。」
ふと
隣で立ち話をしていた二人組の話が聞こえてきた
「でもさぁ、その人も好きなんでしょ?」
「わからない。だって私彼いるし。」
「それってさぁ、憧れをただ好きって勘違いしてるだけなんじゃないの?」
思わず鏡に移る二人組の顔を見てしまった
同時に走る胸騒ぎ
憧れを好きと勘違い…?
自分はそんなことない
先輩が本当に好きだもん
でも
その言葉はいつまでも私の心に残っていた
胸が波打った
「りょう?どうした?」
先輩の声に現実に戻される
「あ、大丈夫です。
ちょっとトイレに行ってきます。」
立ち上がって
先輩から離れた
一度思い出してしまった記憶がモト兄の事を何度も呼び掛けてくる
鏡の前でため息が出た
「…でこうなんだよね。」
ふと
隣で立ち話をしていた二人組の話が聞こえてきた
「でもさぁ、その人も好きなんでしょ?」
「わからない。だって私彼いるし。」
「それってさぁ、憧れをただ好きって勘違いしてるだけなんじゃないの?」
思わず鏡に移る二人組の顔を見てしまった
同時に走る胸騒ぎ
憧れを好きと勘違い…?
自分はそんなことない
先輩が本当に好きだもん
でも
その言葉はいつまでも私の心に残っていた


