「んっんん・・・。う~ん。あれ・・・?」
どこだろ・・・、ここ・・・。
「だいじょうぶ!?目・・・、覚めた?」
君は、凌介君だ・・・。
え?
「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
「なっなんで・・・、君が・・・。」
「ごめんね!俺のボールが、ぶつかったりして。」
そうだ。
あの「あぶない!」って声、
凌介君の声だったんだ。
「べっべつに、平気・・・。」
もっと可愛い返事をしろ私ー!
なんで、なんで好きな人の前で!
私が自分に喝を入れていると、
「どっどうしたの・・・?」
と不安そうな目で見つめ返したから、
つい、
「それ、反則・・・。」
「え・・・?」
「はっ・・・、/////」
私は、なんてことを言ってしまったんだぁぁぁぁぁぁぁ!
「えっと・・・、どういうこと?」
「今のは、その・・・、忘れて!」
「え?あ・・・はい。」
「とにかく、大丈夫だから!戻っていいよ?」
「そう?じゃあ、
早く治してね。」
その一言で、
私は、次の日、
高熱を出しました(笑)