保健室に着いたけど、やっぱり誰もいない。

去年もいなかった。

「保健室の意味あるのかな?」

私は二年連続先生がいないからつい聞いてしまった。

「みんなはわいわい騒いでるのに一人だけここにいるのもかわいそうだろ。」

「そうだけど…。
もし他の子が怪我しちゃったらその子困るじゃん。」

「お前は自分の心配しろ!」

そう言って私を椅子に座らせて湿布を取りに行った。

そして、私の前でしゃがんで足を見た。

「よく二年連続で足ひねったな。
朝言ったろ怪我すんなよって。
あー結構腫れてんなー。
無理しすぎだよ。」

春山先生は説教しながらも手当てをたんたんとしている。

さすが、慣れてるんだなぁ。

去年も今年も、迷惑かけてばっかりだ。