「春山先生、私に嘘付いたって無駄だよ?
春山先生の気持ちくらいわかってるよ。
…無理してるのだってわかってるよ。」
「山本…。」
「芽唯は教師と生徒に戻ること望んでるから、無理して芽唯に合わせてるんでしょ?」
こいつ、連みたいだな。
俺のことなんでもお見通しだ。
「私は芽唯の味方だから芽唯が斗真が好きだって言うなら応援するけど、春山先生はそれでいいの??
何もしないまま諦めちゃっていいの?」
「それは…」
山本が言ってることが正しすぎて何も言えなくなる。
「このまま諦めたらたぶん後悔するよ。
それに、芽唯のことずるずる引きずって前に進めなくなるよ。」
「…そうだよな。
……けどな?山本。
俺はそれでいいんだよ。
今俺の気持ち言って芽唯のこと困らせたくないんだ。」
「春山先生…。」
「斗真は、きっと芽唯が好きだろ?
斗真なら芽唯のこと幸せにしてくれるよ。
けど、あいつが芽唯のこと泣かせるようなことがあったら、その時は、芽唯を奪いに行くよ。」
「そんなの春山先生が辛いじゃん。」
「いいんだ。いいんだよ山本。
俺は、いいんだ。」
