「俺はお前らがわかってくれてるだけで十分嬉しいけどな?」

後ろから斗真がやってきた。

「えーでもさぁ、バスケの良さもわかってほしいよ!」

変わらず頬を膨らませてる咲。

「けど体験にはたくさん来てくれたろ?俺はそれで十分だよ。」

「好みなんて人それぞれだし、少なくとも私たちの周りにいるのはバスケが大好きな人達なんだからそれでいいじゃん!」

私も咲を説得し始めた。

「んー、まぁそうだよね!私たちは私たちで、バスケの良さをわかっていればいっか!」

「おう!」

咲は私たちの意見に納得してくれた。

「じゃあ私今日の記録春山先生に出してくるね。」

「え、大丈夫??」

咲が心配してくれてる。

「大丈夫だって!
それに担任になったんだから、普通に話せないと嫌じゃん。
だから、免疫つけてくる!」

「そっか。じゃあ待ってるね。」

「俺も待ってる!」

「ありがと。じゃ行ってくるね。」

私は春山先生のいる数学科準備室に向かった。