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「うそ、連からだ。」
「ほら仲良し。」
「うるせぇ。もしもし?」
「おう、リア充。」
「リア充言うな。」
隣で芽唯が笑ってる。
「どうせ吉岡と一緒なんだろ。」
「…まぁ。」
「おい、吉岡とかわれ。」
「は?なんで?」
「いいから!かわれ!」
おれは携帯を芽唯に渡した。
「え?」
「連がかわれって。」
芽唯はびっくりした顔をしている。
「はい。吉岡です。」
「おう。あけおめ。どうだ?太陽の様子は?」
「様子ですか…?」
「ちゅーはしたか?」
「え…えっとぉ、」
「したんだな。」
「…はい。」
「まったくあいつは生徒に手を出しよってー。なぁ!」
「あ、…はい、そうですね…」
「まぁでも、あいつすげぇいい奴だからさ。知ってると思うけど。だからこれからもあいつのそばにいてやれよ。
俺、長いこと太陽といるけどさ、今が一番幸せそうなんだよな。相当吉岡のこと好きだよ。俺といるときもほとんどがお前の話だし。愛されてるね、吉岡。
まぁとにかく、これからもずっと仲良くな。」
「はい。ありがとうございます!」
「おう!じゃぁ太陽に変わってくれ。」
「はい。」
芽唯は連と話し終わったみたいで俺に携帯を渡した。