♪〜♪〜♪〜♪

「うそ、連からだ。」

「ほら仲良し。」

「うるせぇ。もしもし?」

「おう、リア充。」

「リア充言うな。」

隣で芽唯が笑ってる。

「どうせ吉岡と一緒なんだろ。」

「…まぁ。」

「おい、吉岡とかわれ。」

「は?なんで?」

「いいから!かわれ!」

おれは携帯を芽唯に渡した。

「え?」

「連がかわれって。」

芽唯はびっくりした顔をしている。

「はい。吉岡です。」

「おう。あけおめ。どうだ?太陽の様子は?」

「様子ですか…?」

「ちゅーはしたか?」

「え…えっとぉ、」

「したんだな。」

「…はい。」

「まったくあいつは生徒に手を出しよってー。なぁ!」

「あ、…はい、そうですね…」

「まぁでも、あいつすげぇいい奴だからさ。知ってると思うけど。だからこれからもあいつのそばにいてやれよ。
俺、長いこと太陽といるけどさ、今が一番幸せそうなんだよな。相当吉岡のこと好きだよ。俺といるときもほとんどがお前の話だし。愛されてるね、吉岡。
まぁとにかく、これからもずっと仲良くな。」

「はい。ありがとうございます!」

「おう!じゃぁ太陽に変わってくれ。」

「はい。」

芽唯は連と話し終わったみたいで俺に携帯を渡した。