「たっだいま〜」

「おかえりー。」

お兄ちゃんがお出迎えしてくれた。

「なんかいいことあった?」

「え?どうして??」

「顔に書いてある。」

お兄ちゃんは笑いながら言う。

「ほんと??」

「ほんとっ!てか、文化祭の時からなんかあったなとは思ってたんだよな〜。」

「うそっ!!」

さすがお兄ちゃんだー!

「で?新しい彼氏でもできた?」

「えっっっっ!」

私はびっくりしすぎてとっても大きい声を出してしまった。

「声でかいよ芽唯。」

「ごめん…。」

「その反応じゃ、当たりってことだな。」

「はい…。」

お兄ちゃんは航平との関係のことを薄々感じていたらしい。

そして私に他に好きな人いるんじゃないかってことも何となく気づいてたみたい。

「ふ〜ん。今度紹介してよ。」

「えっ紹介…?」

「うん。どんな人か見たいし。」

え、どうしよ。

なんか、私の彼氏教師なんだよって言えない…

お兄ちゃんには言おうって思ってたんだけどな。

なんでだろう。言えないよ。

「い、いつかね!」

「いつかかよ!まぁ、待ってるわ。」

はぁー言えなかった…

お兄ちゃんごめんなさい。