私と一緒に遅刻して来たあの人と、多分頭髪検査で引っかかったのだろうと思われる怖そうな茶髪の女の子と男の子そして見るからに真面目そうな男の子がそこにはいた。

「いやー、良かった(●´ω`●)女の子いたー!うち見たよー遅刻して来た子でしょーヽ(*´∀`)ノ」
茶髪の女の子が私に話しかけてきた。

「はっ、はい!」
私は緊張し過ぎてこう答えることしか出来なかった。

わたし達の出逢いはとても最悪な偶然の重なりだった…。