詩 遠吠え

一人

丘の上にのぼり

夕日をみた

何度仲間に

呼び掛けても

返事はない

仲間はもう

遠吠えでは

届かないほど

遠い

君は迷い込んだの?

犬なんて

なんてことのない存在

だけど

僕には

最高の仲間に思えた

また君が

来てくれるように

僕はまた吠えている