「そんなのあるわけねーだろ」
後ろから発せられた声の主は、
「げっ吉川かよ…うちがどう思おうと関係ないでしょ!」
吉川 元春・私の幼馴染で 小さい頃は一緒に遊んだりもした
「あんた相変わらずアホだな」
「んなっ‼︎」
この男なにをあたりまえのように人の悪口言ってんだよ!
「あんたと俺また同んなじクラスだよ」
「はあっ⁈マジでなんでまた吉川と一緒なんだよ〜」
「おい、あんたよく本人目の前にして堂々と言えたもんだね、逆に感心するよ」
「そりゃどーも」
「褒めてねーし」
そうゆうと吉川は、微笑んだ

ドキッ不意に笑顔を向けられドキドキとしていると
「あんた顔赤いよ?」
「は、はぁ⁈べべ別にあかくなんかないしー」
「ふーん」
「な・なによ…」
「あまりにも赤いから茹でダコ
みたいだったよ笑」
「なっ!バカにすんなぁー」
人をバカにした後吉川平然と教室の中へと入って行った。