『そうよ。』 「どうして?」 『とってきてもらうのよ。アナタの大切なもの。』 「大切なもの?」 『そう。そのうち分かるわ。』 「そのうちって…」 そう呟いた瞬間辺りの電気は消え、テレビも消えた。 いっきにくる恐怖心。 怖くてたまらなかった。 そして瞬きを瞬間、目を疑う光景を目にした。