またやられそうで、 また何かが落ちてきそうで またどこからかやってきそうで また痛い思いをしそうで 怖くて怖くて怖くて怖くて 何度も何度も「助けて」と叫んだ。 けれど助けには来てくれなかった。 小さな窓から溢れていた光はいつの間にか細くなっていた。 今はおそらく夕方なのだろう オレンジ色の線が部屋の一部を照らしていた。