篠突く雨が降る


ドンッ!!!

すると次は足首に信じられないくらいの激痛がはしった
見ると足は出血していた。

「っつぁぁぁっ!!?!キャァァァァァァッ!!!!」

出血した足の上にぶら下がっていたのは巨大な鉄の塊だった。
塊からポタポタと私の血であろう赤い液体が滴っている。

「何よこれ!!何よ!!!ここはどこなの!?助けて!!!誰か!!!誰か助けて!!!!」

殺される。そう思った。
怖くて怖くて何度もそう叫んだ。