世界一幸せな国Ⅰ



悠「何に転生する?人でいいか?」



……よく分からない言葉が飛び出した。


「まって、人以外って何?例えば何があるわけ?」


私は聞いた。

すると悠馬は言った。


悠「人以外に、虫とか動物とか植物とか。あ、プランクトンもあるな」


「なんでもいけるの?」


悠「生物ならな。ウイルスは無理だ」


悠「要は、原核生物や真核生物はオッケーだってこと」


「あのさ、難しいこと言ってます風に言ってるけど、核があったらいいんでしょ?それともなに?赤血球になりたいとでも言うと思った?」



まくしたてるように言った。

別にイライラしたわけじゃない。




苛めたくなっただけだ。


悠「い、いや……そんなわけじゃねぇけど……。とっとにかく……人でいいか?」


私がニヤリとしながら頷いたのを見た悠馬は、心底ホッとしたようだった。





彼「藍乃、核があったらって……それ、誰かの細胞の1つとかもあり得るよ……」