「うわ。彼方冷たーい……」
彼「だって俺こいつ嫌い」
すごくはっきり言った。
しかし強メンタルをもつのがここのパンダの性質だ。
パ「あっ!おはよぉございますぅっ彼方さまぁ」
……うん強い。
彼「せんせー!藍乃ね、悪気があったわけじゃないんだよ!だからさ?許してあげてよ〜」
彼方はさっきとは違い、甘えるような声を出した。
(ナイスッ彼方!いや、彼方様!!)
パ「分かりましたぁ。彼方さまぁ、お昼一緒に……」
彼「藍乃、行こっか〜」
用件が済んだ途端話を全無視する彼方。
これ以上時間を無駄にすると一般生徒に迷惑がかかるな。
「うんっ!じゃあねぇ。……あ、パンダは動物園の方がお似合いだよ?」
今は言い返せないのをいいことに、暴言を吐いた。
そのあとパンダが「私に」キレていたのは言うまでもない。