悠「間違いはないか?」


悠馬が確認してきた。


ぶっちゃけ死んでるから分からないのだが……



「……そうなんじゃない?」


彼「合ってそうな雰囲気だからいいよ」


悠「間違いがあるほうがおかしいしなー」

『別に問題はなかろう』



ここにはそんなものを気にする人間などいなかった。


悠「よし、登録完了だ。次は転生手続きだな」


『そのことなんだが、二人が極度の不幸体質になったのには原因があってな……。……実は、転生待ちで輪廻に入っているやつが勝手に資料を持ち逃げしてのぉ。そのせいで魔王がブチ切れてその二人に魔法を……。も、申し訳なかった!儂等の不始末のせいで二人はこんな人生を歩むことに……!!ずっと、言い出せなかったんじゃ!すまなかった!!』