世界一幸せな国Ⅰ


私は、泣いた。


泣いて、泣いて、泣きまくった。



皆も、泣いてくれた。




今日は皆で泣いてばかりだ。




創「総長!今まで、ありがとうございました。魁桜が、居場所になる様に、素敵な族にして行きます!」




創は笑って言った。


涙でボロボロの顔をくしゃくしゃにして笑っている。



もう、創は総長の顔だ。




十分やっていける。



そう確信した。




創「七代目総長としての名に恥じぬよう、魁桜を発展させて行きます!!皆さんがまたいらした時に、堂々とできるチームを作ります!!今まで、本当にありがとうございました!!」




「「「「ありがとうございました!!!!」」」」









その後、引退暴走をした。


久しぶりに見る、少しだけ変わった日本の地元の景色。


安心感があった。



たくさんのバイクのライトが、綺麗だと思った。




実体を持って、幹部のバイクの後部座席に乗れたことが、たまらなく嬉しかった。