「さぁ、ショータイムの始まりだ。私も少々は攻撃させてもらうよ?……私の両親殺しやがって……!許さねぇ!!」




男は3人以外にもいる。


ここ、逃げられないのにこんな人数で捕まるのかな?



攻撃しても出てくるだろう。


まぁ、別に良いけれど。



私は、殺気を全開にした。


男たちは少し戸惑ったが、すぐに戻る。




戻るということは、プロか。



まず、私を捕らえに来た男を殴った。


一発。


「……よっわ」



それを機に、どんどんかかってくる。


それを私はどんどん倒していった。




──パァンッ



男が一発撃った。




……腕に掠った。


殴りかかる男がいて、うまく避けられなかった。



まぁ、掠る程度ならどうってことないのだが。



「……いってぇだろうが!!」




我慢の限界。


おとなしく死んでやろうかと思ったが、作戦変更だ。



こいつの意識を飛ばして警察に渡そう。