「……私を撃ったらさ、もう他の奴らには手を出さないの?」
男「勿論。俺の目的はお前だからな。でも、ちょっと待っといてくれるかな?警察への、……見せしめ?」
「……そうか。別にいつでもいい、他に手を出さないのならば」
そう言って、屋上の入り口にまわった。
黒のボストンバッグを持ち、全力で投げる。
……幹部めがけて。
やること、ちゃんとやってくれよ?
男「?!テッメェ!!!何しやがる!」
そう言って襲い掛かってきた。
「……おっと。待つんじゃなかった?」
俺がそう言うと、ドアのところから3人の男が出てきた。
仲間だろう。
気配は感じていた。
いるであろうと思っていた。
その時
──ファンファン……
たくさんのパトカーがやってきた。


