世界一幸せな国Ⅰ



?「……ほう。なんだ、末っ子の双子は鋭いじゃねぇか」


3人の男性が出てきた。



知らない者だ。



中心にいるリーダー格であろう男は長身で細く、頬がこけ頬骨は出ている。(男Aとしよう)

2人目の男は、比較的短身である。
だらしない太り方をしていた。(男B)

最後の1人は、中肉中背といった感じだが、猫背でうつむいていたこともあり、病的な何かを感じさせた。(男C)


黄色人種らしく、白人よりやや黄黒がかった肌や真っ黒な髪の色には少々懐かしさを感じた。(いかにも不健康で不気味な者はほとんどいなかったが)



「あら、ご挨拶がまだの方がいらっしゃったのですね。お初にお目にかかります。ボールドウィン家の次女、ローナでございます」


ユ「同じくユアンです」



「あの、失礼ですが、どのようなご用件でこちらに?パーティー会場はあちらですよ」


そう言いながら、私は元来た方に手を向けた。



二人とも、彼が招待客ではないことぐらい気がついていた。


まず、貴族でもないだろう。



しかし、ここで変な気を起こされても困る。


何もせずに様子を伺うのが賢明だと判断した。