暗い部屋は、いつの間にか明るくなっていた。夜が更けたのだ。
暗かった時には見えにくかった部屋の概要がはっきりと見えた。床には割れた食器が散乱している。
カーテンは無残にも切り裂かれているし、お気に入りだったクッションからは羽毛がはみ出している。
私が昨夜暴れた爪痕だ。
とりあえず、手を洗った。
すでに血液凝固した指先からは血が流れることはなかった。
冷たい、澄んだ水がささくれだった心を潤していく。
ついでに顔も洗った。気持ちがいい。そう思った。
それから、大惨事になった部屋を片付けた。
驚くほどに落ち着いていて、カーテンが取り除かれた部屋には眩しいくらい光が差し込んでいた。
暗かった時には見えにくかった部屋の概要がはっきりと見えた。床には割れた食器が散乱している。
カーテンは無残にも切り裂かれているし、お気に入りだったクッションからは羽毛がはみ出している。
私が昨夜暴れた爪痕だ。
とりあえず、手を洗った。
すでに血液凝固した指先からは血が流れることはなかった。
冷たい、澄んだ水がささくれだった心を潤していく。
ついでに顔も洗った。気持ちがいい。そう思った。
それから、大惨事になった部屋を片付けた。
驚くほどに落ち着いていて、カーテンが取り除かれた部屋には眩しいくらい光が差し込んでいた。

