「……そうなのか…?」 ハッと現実に戻された私は 後ろから迫ってくるアノ黒い気配を察知した。 それに気づいたらしい彼は 「………この気配の持ち主に…?」 その言葉で私は確信した。 この人は………… ――――――――――助けてくれる。