キーンコーンカーンコーン

「ほら早く座れ!今日は転校生が来たぞ!!」

黒髪の軽くパーマのかかった

かっこいい美青年だった

「俺は花蔵紺です。特技はバスケです

宜しくお願いします。」

「じゃあ…花蔵は瘡乃の隣な!」

「はい…。」

ガタン…

「宜しく。」

「よろしくね♪」

やっぱり知り合いじゃ無かったかな

「瘡乃ってさ、名前、琉羽歌だろ」

「うん。……え!?何で知ってるの」

「覚えてない?幼馴染みじゃん。」

「やっぱり紺君だったんだね…」

「最初から気づいてたけど…」

「紺君はいつ引っ越して来たの?」

「昨日」

そんなぁ…急だなぁ……

「どこにすむの?」

「あー、その内分かる」

「ふーん…」