すごく嬉しそうに笑ってたから。 葉月が嬉しいならいいかななんて思えたんだ。 「…ほんとに、本気なの?」 それでも約一年半くらい同居してたから、急で少し寂しく感じた。 「うん!一緒に住みたいって思ったの」 「そっか…」 照れ笑いを浮かべる葉月を見ていると、ハッとしたように顔を上げる。 「あ!言い忘れてた」 「何?」 すると動きを止め、こちらを見る。