「遥斗、お風呂は?」 「今から入るよ? 大人しく待っとけよ」 「はぁい」 意地悪なんだから・・・ 「綾乃、寝るぞ」 「髪乾いてないじゃん」 髪を乾かしてあげた。 「綾乃、乾いたか?」 「乾いたよ?」 「おいで、寝るぞ」 遥斗は腕を広げた。 「えっ?一緒に寝るの?」 「ほかにどこで寝るんだ?」 ん~? 「ソファとか?」 「体が痛くなる」