あ、私は櫻ノ宮学園付属高校3年の北山綾乃


今年は受験生!!


「綾乃、いくぞ」


「遥斗、まってー」


遥斗は私を置いてスタスタ歩いて行ってしまった。


「遥斗~、キャっ」


「はやく、こいよ」


遥斗は強引に手をひっぱた。


「今日は動物園いくんだろ?連れてってやるよ」


こんな強引な彼が大好きです。