しばらく歩いていると子猫が溝を出たり入ったりするのが見えた。 私たちは子猫がいる話を少ししながら子猫の距離を縮めていく。 20メートル位の所で子猫がこちらを見た。 逃げるかと思って私は見ていたが、子猫はこちらに向かってきた。 予想外の行動に、一輝君と直人君は驚いていた。 私は驚くという感情より、嬉しいという感情の方が大きかった。 「わっ/// 来てくれた♪」 子猫は撫でられても全然嫌がらない。 むしろ、なついてくれた。