そう、今の青龍の唯一の弱点。
“青龍のお姫様”
総長や副総長はもちろん下っ端たちまで彼女を溺愛している。
そんな彼女を傷つけるっていったらどうなる?
そんなやつをわざわざ彼女のそばに置いておく必要はない。
「ふっ。お前にそんなことができるとは思えねーけどな。」
馬鹿にするように鼻で笑ってきた総長さん。
……でもね、あいにく私にはそれができる力があるんだよ。
「ねぇ。総長さん。人を見た目だけで判断したら後で痛い目見ますよ?」
私はこの言葉を吐き捨てて裏門を後にした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…