君と見た夜空




この人なら別に名前くらい言ってもいいかな。

と思い私は名前をつげる。

「橘 ありす。

あなたは?」

と聞くと彼は驚いたようにして言った。

「お前…俺のこと知らないのか?」

「いや、初めてあったのだから名前を知らないなんて当然でしょう?」

と当たり前のことを聞くと彼は

「ふっ…

お前面白いな。」

と楽しそうな顔で言われ、すぐそのあとに

「俺は羽柴 唯斗。

よろしくな、ありす。」

と不意打ちで名前を呼ばれた。