小百と夏目の会話。

『ねぇ、恋と敦也って仲いいよね?』
そう、切り出したのは
敦也が好きな小百だった。

『あー、まぁ仲いいね。
好きなんじゃね…』


『やっぱ、そうだよね。
恋さ、私が敦也のこと好きって
知ってるくせに…。
でも、恋って夏目のことが好きなんじゃないの?』

悲しそうに小百は言った。


『えっ… んー、わかんないな。
恋に言ってみれば?』


『恋はこーやって、私と夏目が
話してても、嫌じゃないのかな。
わたしは恋と敦也が仲良くしてるの見るの嫌なのに…』

本当に敦也が好きだったんだね


『よくわかんねーな。』
興味なさそーに夏目は答えた。



『言っていいかな?恋に。』


『いいんじゃね。』


『わかった!ありがと』
少し笑顔になった小百。



小百と夏目の会話。end