「おはよう价くん!」
「あぁ…おはよう」


やんわりと微笑んでくれる彼。

今日も大好きな彼が迎えに来てくれた。
まぁ、家も隣だし幼馴染みだし当たり前だよね!
幼馴染みって言っても彼の方が1つ年上だけどね。

「それでね!昨日料理作ったんだよ!」
「へぇ…なに作ったんだ?」


こんな感じで私と彼は話しながらいっしょに学校へ行く。
と言っても、私が一方的に昨日あったこととかを話しているだけだけど…
彼はちゃんと聞いてくれる。

「グラタンだよ!价くんにも作ってあげるね!」
「あぁ…楽しみだな…」


微笑む彼。
その笑顔が私を癒してくれる。