あの子じゃなくて私を見て


そして、瑠衣の告白当日。


「瑠衣」

「なに?」

「……頑張ってね」

「え?」


それだけ言って、私は家に帰った。


「…………ほたる、ありがと。ごめんな」


これで良かった。
諦めがついてちょうどいいじゃない。

私はもう泣かない。
瑠衣を応援するって決めたんだから。

そっちの方が瑠衣も喜ぶ。

私の恋は儚く散った。