「菜々瀬…?なんかあったの?」 「んー…大丈夫だよ…」 「大丈夫じゃないでしょ!ここじゃあれだし、屋上行こっか。」 「え?でももうすぐ1限目始まっちゃうよ?」 既にHRの合図がなった。 「もう!そんなの関係ない!泣きそうな顔しちゃって!ほら、行くよ?」 泣きそうな顔? 私そんな顔してたの? 「う、うん…」