その次の日から毎日毎日
王子様に、「おはよう」と「バイバイ」を言った。


王子様はいつも優しく、返事をしてくれる。


そんな王子様に本当に夢中になっていた。


「菜々瀬〜?進展ありそうなの?」

ふと、寿々花が声をかけてきた。

「進展…?」