部長がまたやって来た




「奈々ちゃ~ん。元気か?」




「はい。元気です。」




猫被る私




「今度こそ 良い男紹介するよ。今までとは ちょっと違うけど優秀な男だ。」




嬉しそうにする部長
私を自分の娘と合わせてるんだと思う



娘は最近相手してくれないから 相手する私に




「部長・・ もう自分で見つけますから・・」




やんわり断っても聞き入れてくれない
私にどーしろと?




「金曜日 空けといてくれ。そいつを紹介するから。」




頷くしか出来なかった
なんて 強引な人だろう